「あなたが輝く地域活動の見つけ方      活動団体リモートインタビュー(ユッカの会)」

「あなたが輝く地域活動の見つけ方 活動団体リモートインタビュー」第2弾をお届けします♪

今回も、4月の連続講座「あなたが輝く地域活動の見つけ方2020」で発表していただく予定だったユッカの会の水本さん・信濃さん・スタッフのAさんに、とつか区民活動センターのスタッフがボランティアを考えている方の気持ちになってインタビューさせていただきました。

 

「あなたが輝く地域活動の見つけ方 活動団体リモートインタビュー」

 

Q.ユッカの会の皆さん、今日はよろしくお願いします。

ユッカの会の皆さんはどのような地域活動やボランティア活動をされていますか?

A.水本さん:日本で暮らす外国の方の日本語学習のお手伝い、子どもたちの勉強のお手伝いをしています。生活上の相談、進路や仕事の相談を受けることもあります。外国の方、日本の方を問わず、お互いに交流できるような活動もしています。

 

Q.団体が立ち上がった経緯や活動の目的などを教えてください。

A.水本さん:中国残留邦人の方たちが日本に帰国された際、いっしょに帰国したお子さんたちの学習支援から始まった団体です。2018年に創立30周年を迎えました。創立当初から「ともに学び、ともに楽しむ」という姿勢をずっと大切にしています。

最初は子どもたちの学習支援でしたが、その後成人の日本語学習、パソコン教室など、その時々の必要に応じて活動を広げてきました。今は、残留邦人の方に限らず、日本で暮らしている外国の方たちが、少しでも安心してご自分らしく暮らせるようお手伝いをしたいと考えて活動しています。

 

Q.入会金や年会費、その他の活動費用などはありますか?

A.水本さん:入会金・年会費は頂いていません。

一部の交流活動には参加費(材料費等実費程度)を頂いています。

 

Q.活動日や活動場所について教えてください

A.水本さん:会としての決まった活動日はありません。日本語や教科学習をする際には、ボランティアからも学習をする方からも、ご自身の都合のよい日時・場所をお伺いし、条件の合う方同士をマッチングする形で行っています。ペアが決まったら、通常は毎週1回1時間半から2時間程度学習します。

活動場所は主に4か所あります。とつか区民活動センター(東戸塚)のほか、かながわ県民センター(横浜)、フォーラム(戸塚)、あーすぷらざ(本郷台)です。ボランティア活動に開放された公的施設を利用して活動しています。

 

Q.ユッカの会の活動メンバー、ユッカの会を利用している外国人の方は何人いらっしゃいますか?

A.水本さん:ボランティアが約180名、学習者は約240名です。ボランティアの中には外国の方もいます。

 

Q. 団体の皆さんはどんな雰囲気で活動されていますか?

A.Aさん:それぞれの学習者さんに合わせて、時には学校や職場のはなしなどを交え、楽しく活動されているように思います。

信濃さん:子供の学習者に対する補習活動においては、なるべく家庭的な雰囲気のもとで孫に接するようにしています。勉強以外のことをなんでも話し、相談に乗れる点が、学習塾とは異なる点かと思います。また、日本語学習においても、日本語の勉強だけでなく、日本の生活において困っていることなどの相談相手となり、深く生活に関わるようになります。ワイドショーのネタの世間話に話が盛り上がることもありました(笑)。

 

Q.団体の活動を始められたきっかけや皆さんの活動への思いなど、宜しければ教えていただけますか?

A.Aさん:自分の子供の手が少し離れてきて、何か社会と関わりたいと思いました。子供と一緒に宿題をしていたようにボランティアができるのではと考えたのがきっかけです。活動を始めると、当たり前と思っていたことが当たり前ではなく、説明できないことも多くあり、自分もたいへん勉強になります。

信濃さん:長い間、海外の仕事をしてきた関係もあって、退職後も外国につながるボランティア活動をしたいと思い、団体を探していたところホームページにて本会を知ったのがきっかけでした。活動を開始して直面したのが自分自身に勉強が必要だという問題。会のモットーである「ともに学ぶ」を実体験させられましたが、ゆえに学習者の進歩、成長がとても楽しかったです。少しでもお役に立てるなら、認知症予防をかねて活動を続けたいと思っています。

 

Q.今までの活動の中で、嬉しかったエピソードなどあれば教えてください。

A.Aさん:普段あまり日本語を話さない学習者さんが、しっかりした日本語で作文を書いてきてくれたことです。どのくらい理解しているか私も不安に思うこともあったので、びっくりすると同時にとても嬉しかったです。

信濃さん:数学の苦手な子が高校へ進学して学年1位の成績をとるようになり、大学進学を決めました。一緒に勉強していて分かったのですが、成長するときはすごい力を発揮するものだと。計算がどんどん早く、正確になり、私も負けるようになりました。もう一人の学習者は、高校から大学3年まで勉強しました。大学在学中に1年間のカナダ留学を経て無事に卒業し、今は就職して活躍しています。この子の場合は学校の勉強以外に、簿記の勉強、ファイナンシャルプランナー資格試験勉強、TOEIC等々、色々な勉強をしました。カナダ留学は思いもかけないことだったので驚きましたが、そのおかげで英語関係の会社に就職しました。

 

Q.新型コロナウィルス感染症拡大防止のための自粛期間中は団体の皆さんはどのように過ごされていましたか?

A.水本さん:対面での活動は3/2から中止しました。ボランティアの方には、コロナウイルスに関連する情報や、自宅で日本語や教科の学習ができるサイトなどの情報を随時お知らせしました。ホームページにもそれらの情報を掲載しています。

6月にボランティアを対象に、活動休止中の状況についてアンケートを実施したところ、何らかの形で学習を継続していた方、学習はしなかったけれど学習者と連絡を取り合っていた方がとても多くいらっしゃいました。6月からは一部対面での学習活動を再開し、並行してzoomの練習会やzoomを利用しての交流会も開催しています。

 

Q.ユッカの会での活動の魅力について教えてください。

A.Aさん:基本的に1対1で、内容も自由に任されていることです。その時々、必要に応じたことに取り組めます。

信濃さん:会の活動はすべてボランティアと学習者にまかされており、細かな指示、注意などはないので、初め慣れるまでは大変ですが学習者との自由な関係が維持され友達関係が深まります。学習が終了したあとも連絡を取り合う関係となります。学習者が帰国後、その国へ訪問するボランティアもいるようです。さらにはバーベキュー会、夏のキャンプ、バス旅行、外国料理の会などのイベントに参加するのも楽しいです。

 

Q.皆さんの活動はどんな方におすめしたいボランティアですか?

A.Aさん:海外の方と関わりを持ちたい、少しでも日本での生活のお手伝いができればと思っている方におすすめです。

信濃さん:日本国内においても外国の人に接する機会は多くなっています。少しでも、その人達に日本の生活を楽しんでいただきたいと思う方であれば活動できます。海外旅行で現地の人達にお世話になったので恩返ししたいとか、外国に関心のある方におすすめです。

水本さん:ご自身に都合のよい時間や場所を選んで活動していただけるので、フルタイムでお仕事をされている方や子育て中の方など、活動できる時間が限られている方でも、参加しやすい活動形式だと思います。

 

Q.外国の方に対して特に気をつけていることはありますか?

A.Aさん:お互いの文化を尊重し、日本の習慣や文化を押し付けないようにしています。

信濃さん:会の活動はあくまでも個人が対象なので政治的な話はしないようにしています。習慣、文化の違いから考え方に日本人と異なる点が多々あります。その場合は日本的な考え方を一方的に押し付けるのではなくて、丁寧に説明するとともに学習者の考え方も尊重するようにしています。

 

Q.外国の方向けのボランティアが初めてでも参加しやすいイベントなどはありますか?

A.水本さん:バーベキュー会や遠足などの交流イベントがあります。中国のお正月をみなさんで祝う「春節を祝う会」もとてもにぎやかです。生活上に必要な情報をいっしょに学び、簡単なお料理を作って食べる「安全講習会」、外国の方の故郷のお料理を教えてもらい、いっしょに作って食べて、故郷のお話を伺う「世界の家庭料理」なども参加しやすいと思います。学校の長期休みに開催している集中教室などもご都合がつくときに参加していただけます。

(コロナウイルスの影響で今年度の交流イベントの実施については未定です)

 

Q.最後に、ユッカの会の活動に興味がある方、同じ分野のボランティアに興味がある方へ一言お願いします!

A.Aさん:資格や、外国語ができなくても大丈夫です。おしゃべりを楽しむように活動 できるボランティアだと思います。

信濃さん:よく質問されるのが、資格は必要ですか、経験は必要ですかなどと、とても難しく考えられている方が多いようです。いずれも不要です。私たち日本人は日本語が話せるので、外国の人たちにとってはすでに日本語の先生なのです。ふだん孫の勉強をみているように子供の勉強もみられます。学習者との相性が悪かったとしてもコーディネーターが他の人、学習者をアレンジしてもらえますので、心配無用です。積極的に参加してください。

 

ユッカの会の皆さん、リモートインタビューにご協力ありがとうございました。

これから何かボランティアを始めたいと思っている方にも参考になったと思います。

このインタビュー記事をご覧になって、ユッカの会の皆さんにもっと質問してみたい方、見学ご希望の方は、次の連絡先までご連絡いただきますようお願いいたします。

〇ユッカの会 yukkanokai@yahoo.co.jp 、090-6136-2457(水本みゆき)
URL  http://yukkanokai2014.web.fc2.com/

〇とつか区民活動センター 電話:045-825-6773  FAX:045-825-6774

HPのお問い合わせフォームからのご連絡も承っております。

【対応時間】 火曜から金曜:9時〜21時

土曜、日曜、祝日(月曜日以外):9時〜17時

今後も戸塚区を中心に活動されている団体さんをインタビュー形式でご紹介していきたいと思っています。インタビューご希望の方はとつか区民活動センターまでお気軽にお問い合わせください。その他、ボランティア活動に関するご相談なども承っております。  ご連絡お待ちしています。