4年半ぶりの開催となるお昼のミニライブは、「演歌で踊る創作日本舞踊」。披露して下さったのは、当センターに個人登録をしている川瀬悦子(新海豊舟)さんです。
川瀬さんは、歌詞の内容を読み砕き、その想いをどう表現し観ていただく方に喜んでいただくかを心がけているそうです。コロナ禍前は、介護施設や老人会のイベント等で頻繁に披露していましたが、2020年からは、ライフワークとなっていたボランティア活動の場がほとんど無くなったそうです。
昨年度の講座で、ミニライブや講座の開催協力の提案をさせていただきました。コロナ禍で停滞していた活動の再始動を応援する企画です。川瀬さんがその企画に手を挙げて下さり、この度の披露が実現しました。今回のお昼のミニライブが、活動の機会や活動者同士のつながりづくりのきっかけになることを願っております。
プログラムは、男踊り「南部蝉しぐれ」、ちょっとおしゃべり、唄「瞼の母」、踊り「忍ぶ雨」、男踊り「風雪流れ旅」。軽妙なトーク、勇ましい男踊りとしなやかな女踊り、緩急のある内容で楽しませていただきました。
「瞼の母」のストーリーを、日本語学習中の外国人の方にボランティアの先生が説明している場面も見受けられました。日本文化に触れる貴重な機会になったようです。
最後に、川瀬さんから炭坑節の踊り方の説明を受け、みんな笑顔で一緒に盆踊り。会場全体がなごやかな雰囲気になりました。
お昼のミニライブは、何かを披露して地域でボランティア活動をしたい方の一歩踏み出すきっかけの場でもあります。関心のある方はご相談下さい。